ソーシャルレンディングでの資金調達のメリット

ソーシャルレンディングといえば、新しい資産運用の方法として注目されているものなので、どちらかといえばお金を持った投資家向けのシステムであると考える人も多いでしょう。
これまでは、お金に余裕があって、企業などに融資を行って利益を出したいと思っていても、できませんでした。なぜなら、利益を出すことが目的で継続的に融資を行う場合、貸金業登録をしていないと、貸金業違反となってしまうからです。
1000万円の資産を持っている人がいたとして、企業などに金利10%で融資を行えば、1年間でおよそ100万円の利益になります。毎月返済が行われるので、正確にはもう少し利益は減りますが、定期預金を利用するよりもはるかに大きな利益を出せます。しかし、そのためには貸金業登録をしなければならいので、ハードルは高く、手を出せないものでした。

投資家だけでなく、企業にとってもメリットが大きい

ソーシャルレンディングというシステムは、お金を融資したい投資家と、お金を借りたい企業とを結ぶシステムです。投資家と企業の間に仲介業者が入ることで、貸金業法に違反してしまうという問題を解決しています。仲介業者は貸金業登録をしているので、融資を行っても違法とはなりません。
企業にとっても、お金に余裕のある投資家から融資を受けられるということで、メリットがあります。しかも、金利は10.0%~15.0%くらいになっているので、消費者金融から融資を受けるよりも低金利で資金調達が可能となります。もちろん、仲介業者によって金利の設定は異なり、金利が低い業者ほど審査は厳しくなる傾向があるので、ケースバイケースです。まずは銀行から融資を受けられないか、検討してからにするべきでしょう。

借りるほうにはリスクはないの?

仲介業者が投資家と企業の間に入って、お金の貸し借りを行うのがソーシャルレンディングですが、そのリスクは投資家が負っています。企業が倒産をしてしまったら、投資家が債権を回収できず、大きな損をすることになってしまいます。しかし、企業にとっては、メリットは大きいですが、リスクは金融機関からお金を借りる場合と変わりがありません。
すなわち、利息が膨大になってしまうというリスクが存在しています。しかし、消費者金融から借りる場合よりは低い金利で借りられる可能性も高いため、むしろリスクは小さいと言えるかもしれません。
企業の資金調達の方法としても、期待されているシステムとなっています。まだ新しいサービスであるため、審査はそれほど厳しくはないという意見もありますが、無理のない金額を借りることが大切です。